スマートフォン対策

「スマホ対応」しないとマズイ理由

いま、たまたまこの記事を、打ち合わせまでの隙間時間を使って、ファーストフード店で書いています。ふと周りを見渡せば、比較的年配の方が多いことに気がつくのですが、そんな方たちの手元に置いてあるのも、やはりいわゆる『ガラケー』などではなく、スマートフォンです。

スマートフォンを販売する企業の広告戦略の賜物だとは思いますが、この数年で、年配の方がスマホを利用している姿を見る機会は、確実に多くなりました。

翻って、ビジネスにおいては、現状まだまだ「パソコンを使うのが当たり前」という業界も多いのではないかと思いますが、そんな業界にいる人でも、日常的にはスマホを使う機会のほうが圧倒的に多いんじゃないかと思います。

「うちはみんなパソコンだから、スマホなんて関係ない」

数年前ならそう豪語していた(主に建築・建設・製造業に携わる)方たちも、だんだんと無視できない状況になってきています。

スマホを無視しても大丈夫かどうか

それは、自社ホームページをアクセス解析してみれば一目瞭然です。

1年前、2年前、3年前と比較して、スマホからのアクセスがどうなっているか。
『パソコン VS スマホ』 それぞれからのアクセスが、どういった推移を辿っているか。

自社が「パソコンしか使わない」状態だったとしても、検索しているユーザーは必ずしもそうではありません。現場で働く職人さんも、現場監督さんも、今では肌身離さずスマホを持っていて、ちょっとした調べ物や検索は、スマホでやっています。

現場でリアルタイムに起きている課題の解決や、資材調達など、わざわざ会社に持ち帰ってからパソコンを開き、腰を据えて調べ始めるのではなく、ちょっとした隙間時間にスマホを開き、直感的に検索をかけ、お問い合わせや資料請求など、即時アクションをするクセがついて来ています。

そういった「見込み顧客」に対し、情報を提供する側の企業として最低限抑えておかなければならないことは、『小さな手のひらサイズのスマートフォンで、いかに有意な情報を、直感的に見やすく、わかりやすく配置しておくか』ということです。
ユーザーに求めるアクション(お問い合わせ・資料請求・購入)を、いかにストレスなく行えるよう設計しておくかということです。

パソコンで見る画面がそのまま小さくなるような旧来の画面構成やボタン配置では、ユーザーはすぐにあきらめて別のサイト、つまり競合他社の提供する情報を見に行ってしまいます。

スマホユーザーはとてもせっかちです。

世の中には情報が溢れ返っていて、『そこでしか手に入らない情報など滅多にない』ということを経験的に知っています。わざざわ見づらい情報源を苦労して読み解こうとするよりも、別の情報にアクセスし直すほうが手っ取り早いことを知っています。

せっかくアクセスしてもらえているのに、そんな単純なことで離脱されてしまうのは、あまりにも勿体ないことです。

一度、自社のホームページをスマートフォンで確認してみてください。

手のひらサイズの小さな画面から、自社がどう見えているか。
使いやすさはどうか。自社のことを知らないユーザーが、迷子にならず欲しい情報にアクセスでき、また自社の求めるアクション(お問い合わせ・資料請求・購入など)ができる設計になっているか。

次に、そのスマホを使って、自社の競合となる企業のホームページを確認してみてください。そこで競合が、「自社よりも勝っている」と感じるようなら、すぐにでも対策を行うべきです。なぜなら、今スマホユーザーを取り込んでおくことは、今後ネット活用をしていくうえでとても重要なことだからです。

ファーストフード店にいる年配の方たちが『ガラケー』にこだわり続けることが難しかったように、企業がパソコン利用にこだわり続けることには限界があります。

業界の慣習や自社の立ち位置にこだわらず、時代のニーズをしっかりと掴み、その都度最適化していくことで、企業の信頼性は上がり、リクルートでも効果を発揮することは間違いありません。

コスト面で考えても、一から作ることと比較してそれほど高額にならないことが多いので、対応していて損はないと思います。