ホームページ(HP)作成

大切なことは「どこにお金をかけるべきか」だと思う

ホームページ制作会社として起業して、13年以上が立ちました。
僕が起業した当時は、今のように「どの会社でもホームページを持ってて当たり前」といった状況ではなく、つまり競合が比較的少ない状態だったために、キチンとしたルールに則って適切なコーディングさえすれば、そこそこのビッグキーワードであっても上位表示させることがそれほど難しくない時代でした。

それが、時が経つに連れて競合が雨後の筍のように出現し、情報量は過剰なまでに増え、「どのホームページが上位にランキングされるか」は、その情報の多さと、情報の精度がものを言う時代になりました。

また、液晶画面の低価格化によってモニタサイズは年々大きくなり、その分、ホームページの横幅もどんどん広くなりました。
より見やすく、より操作しやすいホームページが覇権を握ることになった。

そして 2007年1月。アップルのスティーブ・ジョブズ氏によって『iPhone』が発表されると、ユーザーは瞬く間にパソコンからスマーフォンに流動し、それによって企業のホームページも、スマーフォンという手のひらサイズの媒体に最適化を余儀なくされました。

一方、『ウェブマーケティング』という考え方も、時代の流れによって大きく変化をしていきました。
ネット上で市場を喰いあう『競合乱立状態』のなかで、いかに他社よりも早く、鮮明に、ユーザーの心をキャッチするか。
その方向性を軸にし、ありとあらゆるウェブ広告が物凄い勢いで発生しました。

ホームページを作っていただけの僕たちも、既存のお客様からご要望をいただき、SEO対策やリスティング広告、SNS広告など、「売るためのスキルとノウハウ」を身につける必要が出てきました。いま振り返ってみれば、僕たちが「ウェブマーケティング」という分野に乗り出したのも、ごく自然な流れだったように思えます。

世の中に、ホームページ作成会社はたくさんあります。
僕たちが起業したときに、僕たちの住む堺市にホームページ作成会社は数件しかありませんでした。
それが今では、もう数え切れないくらいたくさんのホームページ作成会社が軒を連ねています。

もともと印刷会社だった企業が、ホームページ作成を始めました。
もともとデザイン事務所だった企業が、ホームページ作成を始めました。
ソフトやアプリの低コスト化(無料化)を利用し、個人がホームページ作成を始めました。
もともと業務システムを開発していた企業が、ホームページ作成を始めました。
他にも、コピー機やOA機器をリース販売していた企業や、町のハンコ屋さんなど、いろいろな業種業態の企業・個人がホームページ作成をサービスとして提供するようになりました。

おそらくどの企業にも会社文化があり、「得手不得手」があるんだと思います。
「どこにお金がかかるか」は、実際にそれを買おうとする企業が「何を求めているか」に大きく依拠するはずですが、「ホームページ作成を発注したい」と考える企業担当者や経営者が、その判断を適切に行うことは想像以上に難しいことだと思います。

新規のお客様からよくお聞かせいただくご相談に「数社から見積りをとったが、どれを信用していいかわからない」というものがあります。
「何にどのくらいお金がかかるのか」が、業界特有の専門用語と相まって、「キャベツを両手に乗せて価値を測る」ような単純比較・査定ができない状態。「1社は5万円だというのに、もう1社は150万だという…」
極端な例ではなく、これは僕たちの業界で実際に起っている出来事なのです。

僕たちの強みは、ホームページ作成会社で言えば「個人と、大きな企業の間くらい」の立ち位置で、そのベネフィットは「圧倒的な柔軟性」にあると思います。
お客様の業種業態、獲得したいお客様のニーズやユーザー属性などから最適と思われる提案をし、お客様の考えるご予算と折衝して実現可能なものにしていく。

お客様からのご要望が、「融資元や取引先からの信頼の担保」「リクルートでの企業イメージの担保」を目的としたホームページであり、「最低限のトレンドにあわせてカタチだけでいい」というのでしたら、一番シンプルで低コストなもの(10万円程度)をご提案します。

当然、インタビューや写真撮影、動的表現を実現する複雑なプログラミングなどといった付加価値を追求すれば、その分コストは嵩みますが、場合によっては一番低コストで実現できるベース部分だけで、充分な効果を得られるかも知れません。

その判断を適切にし、個々のお客様と深く長いお付き合いをさせていただくのが、いま乱立しているホームページ作成会社のなかで、僕たちが存在するひとつの価値ではないかと考えています。

この記事を書いた人

牧田 耕一[ウェブ解析士]
株式会社 まころ企画 代表

1975年生まれ。趣味は仕事、映画・音楽鑑賞、読書、お酒。妻が1人、子どもが3人おります。起業当初からかわいがっていただている社長が船を買われ、釣りをするようになりましたが超ヘタクソですw アウトドアも好きで時々ふらーっと出かけます。自然のなかでお酒を飲んで音楽を聞いて子どもたちを眺めながらぼーっとする。最高です♪