検索結果とクリック率

自社のホームページやブログが、特定のキーワードで何位に表示されているか。
それを、今お使いのパソコンやスマートフォンから実際に検索をし、調査をすると、その検索結果は、あなただけのオリジナルの結果であり、他の人が調べたときのものとは、少し違うものになっています。

これは、近年Googleが、検索をするユーザーごとに検索結果を変えて表示するように仕様変更したためです。例えば、あなたが頻繁に訪れるホームページやECサイトは、上位に表示されやすくなっていますし、スマートフォンで位置情報(GPS)の発信を許可していれば、今いる場所の周辺にあるお店やコンテンツが、上位表示される仕様になっています。Googleはこれを『パーソナライズド検索(Personalized Search)』と呼んでいます。

パーソナライズド検索によって吐き出された検索結果は、広告(Paid Search)/ 自然検索(Organic Srarch)/ ヴァーティカル検索(Verticlal Search)の、大きく3つの要素で構成されています。

検索結果画面に表示された回数と、実際にサイトに訪問された回数の割合を、『クリック率』と呼び、ウェブマーケティング用語で『CTR(=Click Through Rate)』と言います。
Googleの検索結果に、上記で紹介した “広告” や、“ヴァーティカル検索結果” が表示さていなかった2000年頃には、自然検索で1位に表示されたウェブサイトのクリック率(CTR)が50%前後だったのに対し、現在は17~35%になっていると言われます。
これは、検索結果画面が複雑になったことにより、自然検索でのクリック率が下がったことを意味し、広告やヴァーティカル検索の重要性が高まっていると言えます。

アメリカの広告代理店 Catalyst社が発表した調査では、自然検索で1位になると、CTRは17.16%、2位:9.94%、3位:7.64%という平均結果になるそうです。
クリック率を上げるには、検索されるキーワードに対し、どういったタイトル、META Discription(ページの内容を簡潔な文章にし記述したもの。検索結果画面において、ページタイトルの下に表示される一文)にするか、A/Bテストなどを繰り返し、最適化する必要があります。

あるキーワードで検索をして、(広告を避けながら見ていく人も多くいるのも事実ですが)上から順番にページ閲覧を繰り返し、目的の情報に辿りつけなかった場合、あらたに検索ワードを変えて再検索をするでしょう。検索窓に打ち込むキーワードが、感覚的なものであるほど、その頻度は高くなる傾向にあるようです。
検索されるキーワードに対し、検索結果画面の1ページ以内(つまり10位まで)にランキングされなければ、ウェブサイトを訪れてもらう機会は限りなく低くなってしまうと言われてきましたが、その傾向もまた、人が検索という行為に慣れれば慣れるほど、高まっていくと言われています。