サイト構築における PDCA サイクル

PDCA サイクルとは、典型的なマネジメントサイクルの1つで、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)のプロセスを順に実施していくことを言い、ウェブマーケティングの効果検証を行う際にも重要なプロセスとなります。
最後の Act では、Check で出た結果をもとに、最初の Plan で策定した内容を継続(定着)・修正・破棄のいずれかに振り分け、次回の Plan に結びつけます。

インターネットの世界は、局所的に観察すると、予測不可能な混沌とした環境のように思えますが、しかし全体を論理的に捉えることができれば、むしろ統計的な分析や予測を行いやすい環境であると言えます。

アクセス解析では、様々な分析ツールを使い、ネットユーザーがインターネット上に残した足跡を追跡して、その行動やパターンを観察・分析していくのですが、重要なことは、ユーザーの足跡や行動を一種の“印”として捉えるのではなく、その行動や志向を企業なりに推測し、仮説を立てて繰り返し検証・改善することです。

ウェブサイトは、運営する企業によって、その目的、規模、業態、ユーザーの特性などの諸条件が大きく異なるため、アクセス解析の結果や数値だけを見て、単純に弾き出せる対策やセオリーは、実はほとんど存在しません。
いくつも仮設を立て、その仮説にのっとった対策を行い、予想通りの変化があれば仮説は正しかったものとして次のステップに進み、そうでなければ他の仮設を立て、再びそれにのっとった対策を行っていく、そうしたサイクルを継続的に続けていくなかで、その企業独自の答え、独自のセオリーに少しずつ近付いていくことができるのです。

世の中に溢れる形骸的なスキルやノウハウに惑わされることなく、独自の仮設と検証を繰り返し、改善を重ねていく。それが、効果測定におけるもっとも有効な PDCA サイクルと言えます。