インターネット広告の特徴

インターネット広告と従来の広告の大きな違いとして、インターネット広告は、関心のある消費者にピンポイントで広告を提供できるという点が挙げられます。
テレビCMを例にとると、消費者がそれを見ている場合、もちろん能動的に見ている場合もありますが、多くはそこにCMが流れているからただ何となく見ている、といったケースが圧倒的だと思われます。テレビCMは、個別の視聴者の興味や嗜好に合わせた内容をチョイスして流すことができませんので、男性向けの商品を女性の視聴者に表示していたり、若者向けの広告を年配の視聴者に表示していたりという、非効率な事態が数多く発生しています。

しかしインターネット広告では、ユーザーがあるキーワードを検索しているときに、そのキーワードに関連した内容の広告だけを表示することが可能です。
ユーザーは、検索しているキーワードに対し、何らかの興味・関心を持っていることは確かですので、そこに表示された広告がユーザーに対して訴求力を持つ可能性は高いと言えます。
私たちが普段、日常的に触れているそうしたインターネット広告は、ただ闇雲に表示されているわけではなく、ある程度こちらをセグメンテーションした上で表示されているわけです。

インターネット広告は、ハイパーリンクを使うことで、ユーザーが即時簡単に購入動作に移ることができます。興味を持った次の瞬間には、広告された商品やサービスの詳細を知ることができ、問い合わせや資料請求、購入までを一連の流れでスムーズに行うことができます。
これもまた、テレビCMをはじめとする他の広告媒体では難しかった点と言えます。

広告を出稿する企業は、少額からの実施が可能であり、出稿した後は、詳細な効果測定を行うことができます。テレビCMや新聞雑誌広告などの従来型のメディアでは、広告を見て購入意欲が発生してから実際の購入までのステップが連続的でないために、ある広告が実際にどれだけの費用対効果を生み出しているかについて判断することは困難でしたが、インターネット広告は、広告を見ることと購入することのステップに連続性があることが多いため、どのような広告が効果的なのかについて、データに基づいた客観的な検証が可能であり、戦略的な対策を練る多くのヒントが得られるのです。